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保育空間
2007 / 04 / 01 ( Sun )
鷹巣ひかり保育園の設計にあたって、本物の「木」の素材を最大限に生かすとともに、空間構成の考え方として3つの「連続性」を大切にしました。

保育空間


①人間と自然の連続性

乳幼児の発達にとっての「自然」の役割を重要視し、建物の内部空間と外部空間の連続性や一体感をつくりだし、乳幼児の探究心を外へ外へと広がるように全体を構成しています。
「玄関」にあたる出入り口はなく、子どもたちは広縁から外への視界を充分に確保し、快い通風と高窓からの柔らかい日差しを取り入れながら、時々刻々と、あるいは四季を通じて変化する本ものの自然を体で感じ取れるようにしております。

保育空間


②活動・行為の連続性

保育園での日々の生活や活動が、決められた日課に従って機械的に行われるのではなく、子どもたち自身の探究心にそって自由にのびのびと展開されるよう、保育空間を細かく分割することなく、連続的な「広い床面」を形成しております。
とくに、子どもたちの探究心に根ざした「動き」そのものを大切にするという考え方から、保育室と廊下の区分もなく、外に連なる広縁を重要な生活空間として位置づけております。

保育空間


③人間と人間の連続性

子どもたちの探究心は人間相互にも向けられます。
発達段階の違いを超えたさまざまな関心を育て、自由な集団の形成をさせるため、視覚的にも行動的にも相互に連続的で一体感のもてる園舎の構成にしております。その中心に、リズム遊びのための「優美質」と、水と土を持ち込むことのできる「土間」。
そして子どもの「食っちゃ寝」を支える「調理室」を位置させています。

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